米時間9月13日に開催されたファッションの祭典「メットガラ」。世界的大スター達が一堂に会するこのイベントに、歌手のジャスティン・ビーバーとその妻でモデルのヘイリー・ビーバーも参加したのだが、予想外のできごとが起きたようだ。
ジャスティン・ビーバーといえば、10代のころ数年間にわたって歌手のセレーナ・ゴメスと交際していたことが知られている。
そしてメットガラ開催初日となったこの日、セレーナ・ゴメス本人は会場にいなかったにもかかわらず、レッドカーペットを歩くジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー夫妻に向かってセレーナの名を叫ぶファンの姿があったのだ。
動画では会場外のファンたちが「セレーナ!セレーナ!」とコール。この失礼なコールに呆れているファンたちもいる。
【動画】Justin Bieber + Hailey Bieber at Met Gala 2021
それでも夫妻は全く動揺することなく、セレーナの名を呼ぶ声を無視して歩くのだった。
この模様は動画におさめられ、ネットで話題となっている。
ジャスティンはこの日、自ら手がけたストリートブランド「ドリュー・ハウス」から派生した「ラ・メゾン・ドリュー」のスーツを着用。ヘイリーは胸元のカットが特徴的なイヴ・サン・ローランのブラックドレスを身につけて登場した。2人が夫婦としてメットガラに参加するのはこれが初めてのことだ。
一方、セレーナは2017年と2018年にメットガラへ参加。2017年には当時交際していた歌手のザ・ウィークエンドと共に登場したことでも話題になった。
もうすでに完全に「過去のこと」であるはずのジャスティンとセレーナの関係だが、一部のファンにとってはそう簡単なことではないらしい。
2020年12月、セレーナとの復縁を望む過激なファンが「ジェレーナ(ジャスティンとセレーナの名前を合わせた造語)がいかにステキなものだったか、あの子(ヘイリー)に思い知らせないと。みんなでいっせいに教えてあげましょう」と、ヘイリーに攻撃を仕掛けるような内容を発信。
これに対し急遽インスタライブを行ったジャスティンは、「この悲しい人物は、動画で人々をあおり、妻に『前の彼女の方がよかった』と言い放って追い詰めようとしている。大勢の人々が、僕が世界一愛している人物に嫌がらせをしようしているんだ。こんな時に大人な対応をしろって言う方が無理な話だろう。こんなことがあってはならない」と怒りをあらわにしていた。