数々の女性から性的暴行を告発されている歌手のマリリン・マンソン（52）。しかし、匿名女性から告発された訴訟に関しては、棄却されることとなったという。
Page Sixの報道によると、法廷文書では、匿名の告発者がマリリンにレイプされ、交際中に身体的虐待を受けたと主張していた。しかし、ロサンゼルス郡高等裁判所のグレゴリー・ケオシアン判事は、火曜日の審理で、彼女の告発は時効がすぎているため、失効していると述べたという。
判事は、2011年に起きたとされるマリリンからの虐待の記憶が“抑圧されている”と告発者が訴えたことで、「抑圧がいつから具体的に始まったのか、その声質や程度が明らかにされていない」と述べたという。判事は、この女性に、記憶を明確にするために20日間の猶予を与えた。彼女の弁護士は、訴訟を前に進めるための修正案を提出する予定であること明かしていた。
一方、Page Sixが入手した文書によるとマリリンは9月9日、この件は「時効により禁止されている」と主張して、訴訟の却下を申請。また、マリリンは告発者がJane Doe（匿名）で手続きしていることに異議を唱えている。
この匿名女性との訴訟は棄却されたが、マリリンはかつて婚約していた女優のエヴァン・レイチェル・ウッドからもDVを告発され、そのほか「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演していた女優のエスメ・ビアンコや、元恋人のアシュリー・モーガン・スミスラインなど、これまで15人以上の女性から性的暴行を告発されている。
