BBCが製作した新たなドキュメンタリー番組にて、イギリスのチャールズ皇太子が今年4月に亡くなった実父フィリップ殿下との最後の会話の内容を明かしているという。デイリーメール紙が報じている。
ドキュメンタリー番組「Prince Philip: The Royal Family Remembers」で語られた内容によると、チャールズ皇太子はフィリップ殿下が亡くなる前日に面会。間もなく100歳を迎える彼の誕生会の計画について話をしていたという。
チャールズ皇太子はフィリップ殿下に、「私たちは、あなたの誕生日について話し合っているのですよ」と語りかけたそうで、これに対しフィリップ殿下は、「そうだね。私もそれまでは生きていないといけないんだろ?」と冗談混じりに答えたという。この発言を受けチャールズ皇太子は、「あなたならそう言うと思っていましたよ!」と切り返したのだった。
そして翌日、フィリップ殿下は99歳で亡くなった。イギリス王室の公式ツイッターはその日「女王陛下が最愛の夫であるエディンバラ公爵フィリップ殿下のご逝去を発表されました。我々は深い悲しみの中にいます」と投稿している。
またこのドキュメンタリーでは、孫のヘンリー王子もインタビューを受けている。ヘンリー王子は祖父フィリップ殿下について、「いつも堂々としていた」と語り、妻である女王への献身的なサポートを称賛した。
ヘンリー王子は番組の中で、「祖母からしてみれば、73年間もあのような人がそばにいてくれるというのはこれ以上ない心強さだっただろう」と語っている。
ドキュメンタリー「Prince Philip: The Royal Family Remembers」は9月22日(水)、BBC Oneにて放送される。
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