婚約者と旅行中に行方不明となり、先日遺体で発見されたギャビー・ペティートの家族が、婚約者ブライアン・ランドリーの弁護士を相手取り、ビジネス目的でギャビー・ペティートの写真をネット上に公開したとして告訴した。
ペティート側の弁護士リチャード・スタッフォードはブライアン・ランドリーの弁護士スティーブン・ベルトリーノに対する書面の中で「一家は彼女の写真をあなたのページから削除しようとしたが、ページ管理者しか写真の追加や削除ができないと知らされた」とつづり、「ペティート一家はあなたに対し、SNSやウェブサイト、ネット広告上にて営利目的でギャビー・ペティートの写真を使用しないよう求めている」と続けた。
さらに、「この処理は午後2時までに行われるものと考えている。そうでなければ、ギャビーの家族に代わってさらなるアクションをとることになるだろう」と付け加えた。
なお9月22日朝の時点で、スティーブン・ベルトリーノのYelpページにはギャビーとブライアンの写真が掲載されていたが、日中には削除されていた。
ベルトリーノはThe Postの取材に対し、「これは残念なことだ」と語り、「私はこれまでSNSや他のネット上プラットフォームで宣伝行為を行ったことはない。ウェブサイトを維持するために使っていただけだ」と釈明。
さらに「私自身、このサイトのみならず偽のコメントや投稿で乗っ取られたページをコントロールできていない。昨日、Yelpは膨大な数の未確認投稿により私の会社のページを閉鎖した」と語った。
さらに、「スタッフォード弁護士の言うように、このような投稿はすぐに削除されるべきだ。ただ、私がコントロールできるものではなかったということはお伝えしておかなければならない」と、付け加えた。
警察はギャビーは殺人により亡くなったと発表。ギャビーがなぜ、誰によって殺されたのか、警察による捜査がおこなわれているが、婚約者ブライアンは捜査協力を拒否し、現在行方をくらませている。
