ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの法廷バトルはまだまだ終わらないようだ。
この度「ET」が入手した情報によると、ブラッド・ピットの会社「Mondo Bongo」が、アンジェリーナ・ジョリーの会社「Nouvel」に対し訴訟を起こす書類をルクセンブルクの裁判所に提出したというのだ。
ブラッド側はこの訴訟で、アンジェリーナが2人が共同所有する不動産シャトー・ミラヴァルを売却した際に得られる利益からブラッドを排除しようと試みたと主張している。
訴状によるとブラッドの会社「Mondo Bongo」は、自社からアンジェリーナの会社「Nouvel」への「Quimicum」社株の譲渡を止めるため、訴えを起こしたとされている。
「Quimicum」はフランスにあるシャトー・ミラヴァルを管理している企業で、ブラッドとアンジェリーナが2014年に挙式したブドウ畑も所有している。
2人が初めて「Qimicum」社の株を購入したのは2008年のことで、当時はブラッドが60%、アンジェリーナが40%を保有していた。しかし2013年にはブラッドが持ち株の一部を譲渡し、保有率を平等にしたのだった。
この時、株式を売却する際にはもう一方の同意を得る必要があると定めていたようだが、今回アンジェリーナはブラッドの合意なしに自身が持つ「Quinicum」社株を売却しようと動いていたという。
訴状には、「アンジェリーナの会社『Nouvel』は過去4年間にわたって、意図的に年次会計報告の承認や管理者による確認を遅らせることにより、Quimicum社が一番の利益を出せないようにしてきた」とつづられており、アンジェリーナの行動を「組織的な妨害」だと非難している。
一方アンジェリーナ側はこの訴えに異議を唱えており、これまでこの問題を有効的に解決するため何度も誠意ある行動を試みてきたと主張している。