人気ラッパーのニッキー・ミナージュの夫、ケネス・ペティからレイプされたと告発している女性が、初めてテレビのインタビューに応じた。
今回「The Real」に登場した被害女性のジェニファー・ハフさんは、「私は、恐れることに疲れました」と話し、今回のテレビ出演を決めたという。さらに彼女は、ニッキーとケネスが口封じのためにお金を払おうとしたと主張した。
ジェニファーさんによると、ニッキーはかつて、彼女を助けるために手を差し伸べたが、ジェニファーさんが彼女の申し出にすべてノーと答えたことから、“脅迫”を受けるようになったという。
「最後の出来事は、彼らの仲間の1人が、私の膝の上に２万ドル（約221万円）を置いてきた時です」とジェニファーさんは語る。「それでも私は断りました。最後に受け取ったメッセージは、彼らがそのお金を使って懸賞金をかけるから、私はそのお金を受け取るべきだというものでした」。
そのほか、ニッキーについては「私は彼女が何を言っているのか理解ができなかった」とコメントしたジェニファーさん。「彼女は私と私の家族をLAに連れて行ってくれると申し出ました。私は断りました。私は彼女と女同士で話して、これは本当に起こったことなのだと話したのです。しかしそれ以来、彼女と話はしていません」と続けた。
ジェニファーさんは、まだ高校生だった1994年9月16日にレイプされたと主張している。彼女の主張によると、ケネスはバス停で彼女に近づき、武器を取り出して彼女の背中に突きつけ、近くの家に連れていき、そこで彼女をレイプしたという。
「彼が何をしたいのかわからなかった。彼は私をベッドに押し倒して、私の服を奪おうとした」「私ができたことは、パンツを抑えることだった」と話したジェニファーさん。その後、彼女は逃げて学校へと向かった。警備員に起こった出来事を話すと、ケネスはその日のうちに逮捕され、またジェニファーさんは病院に運ばれた。
ジェニファーさんは番組内で、ケネスと恋愛関係になったことはないと否定しており、さらには地方検事に告訴を取り下げたいと伝えたが、だからといって事件が起こらなかったわけではないと語った。一方ケネスは、ジェニファーさんがレイプしたことを否定している。
