婚約者と旅行中に行方がわからなくなり、先日遺体となって発見されたギャビー・ペティートの事件。婚約者のブライアン・ランドリーは一度1人で帰宅したものの、警察の事情聴取を拒否し失踪。今回FBIがブライアン・ランドリーをギャビー・ペティートの死に関連した「機器の不正使用」の罪で逮捕状を取った。
訴状によると、ランドリーは8月30日から9月1日の間、自分のものではない口座のデビッドカードと暗証番号を使用していたという。
ペティートの遺体は9月19日、ランドリーと2人で訪れていた公園内で発見された。
現在、行方がわかっていないランドリーについて、警察当局はフロリダ州の自然保護区内を中心に捜索を続けている。
9月22日に発付された逮捕状には、ランドリーがデビッドカードで1,000ドルを取得したと記載されているという。
FBIのマイケル・シュナイダーは、「今回の逮捕状は警察によるランドリー氏の逮捕を許可するものだ。FBIと我々のパートナーたちは引き続き、ペティートさん殺害についても捜査をしていく」とコメントしている。
ランドリーの弁護人スティーブ・ベルトリーノは、Foxニュースに対し「逮捕状はギャビー・ペティートが亡くなった後の彼の行動に関するもので、彼女の死に関わるものではないと理解している」と語った。
ランドリーの親族は先週末、彼の失踪届けを出した。親族によると、彼はハイキングに行くと言って外出し、戻っていないという。ランドリーはペティートの失踪事件に関する「重要参考人」とされていたが、警察からの事情聴取を拒否していた。
現在、ランドリーの捜索活動はフロリダ州にあるカールトン保護区を中心に行われている。警察犬やドローン、全地形対応の車両などを動員して捜索を行なっているが、沼地であることから困難を極めているようだ。