婚約者との旅行中に行方不明になり、先日遺体で発見されたギャビー・ペティート。今回ギャビーの親友というローズ・デイヴィスが、失踪中の婚約者で容疑が疑われるブライアン・ランドリーについて語っている。米ピープル誌が報じている。
ギャビー・ペティートと共に行動していた婚約者ブライアン・ランドリーは、一度1人で帰宅したが、警察からの取調べを拒否し、再び姿をくらませた。最後に目撃されたのは今月14日のこと。依然、彼の居場所はわかっていない。
そんな中、ギャビー・ペティートの親友ローズ・デイヴィスが、ブライアンについて証言している。
米ピープル誌の取材に対しローズは、「彼は自然の中で生きているわ。間違いない」と語り、ブライアンが自然の中でサバイバル生活をするのが初めてではないことを明かした。
さらに「もし彼が生きているのであれば、彼は確実に自然の中で身を潜めているはず。キャンプしながらね。彼は過去に、数ヶ月間もアパラチア山脈内で1人で過ごしていたことがあったのよ」と、付け加えている。
なお現在、ブライアンの捜索活動はフロリダ州にあるカールトン保護区を中心に行われている。9900ヘクタールを超える広大な土地は、そのほとんどを沼地が占めているという。ブライアンは先週、この場所へネイチャーハイキングに行くと言い残して家を出て以降、姿を見られていない。
ギャビーの遺体は先週、ワイオミング州にあるグランド・テトン国立公園で発見された。警察当局は彼女の死因を他殺と公表している。
ローズは取材の中で、「とても心が痛む悲劇だわ」と語り、「まだ実感がない。ただ、とても恐ろしいことよ。こんな形で人生が終わってしまうなんてあってはならないことで、言葉がないわ。特に、彼女はね」と続けた。
なおローズは警察とFBIにも協力しており、ブライアンについて知っていることはすべて話しているという。ローズはブライアンが誰かにかくまわれている可能性は低く、一人で沼地を逃亡しているのではないかと考えているようだ。「彼には友人がいなくて、いつも本を読んでいたから」と語っていた。
