なにかとお騒がせなハリウッド俳優のニコラス・ケイジだが、今度はラスベガスの高級ステーキ店から追い出される映像が公開され、物議をかもしている。どうやらかなり泥酔した状態で騒ぎ、ホームレスだと間違えられたという。
サン紙が報じたところによると、9月20日、ニコラス・ケイジはスタッフと揉めたことで人気ステーキ店「ロウリーズ・プライム・リブ」を追い出されたようだ。
目撃者が「彼はなんだかめちゃくちゃな状態だったよ」と語った当時のニコラスは、髭の伸びた顔にレオパード柄のパンツ、黒のTシャツに素足と、とても高級店にふさわしい格好といえるものではなかったという。
さらにあまりにも酔っており、うるさくしていたことから、「ホームレスかと思った」とも語られた。
目撃者はサン紙の取材に対し、「ニコラス・ケイジだとわかったときはショックだったよ」と語り、「彼は完全に酔っ払っていて、スタッフとケンカになりそうだったんだ。どうも機嫌が悪かったようで、店内を裸足で歩き回っていた。スタッフによると、ニコラスはテキーラのショットと、ウイスキーを何杯か飲んでいたらしい」と続けた。
さらに目撃者は、「彼は周りの人たちに怒鳴り散らしていて、スタッフが店から出て行くように言ってたんだ」と付け加えた。
映像の中では、ニコラスが「靴をくれ」と要求。しかしサンダルを手渡されても酔っ払いすぎてうまく履けない様子が記録されていた。
Nicolas Cage caught ‘drunk and rowdy’ as he’s kicked out of a fancy Vegas restaurant https://t.co/u7di7deLfB pic.twitter.com/2wUamvmFDV
— The Sun (@TheSun) September 24, 2021
この映像は、バーエリアに戻ろうとするニコラスをスタッフが店外へ追い出したところで終了している。
ニコラスの泥酔トラブルはこれが初めてではない。
2019年3月、彼はラスベガスで結婚した4人目の妻エリカ・コイケと離婚した。どうやら結婚そのものが「酔った勢い」だったらしい。
そんなニコラスは2018年、Guardian紙のインタビューに答えたニコラスは、自暴自棄にならないために仕事をすると明かしている。
ニコラスは当時、「赤ワインのボトルを2本頼んで泥酔するだけの人間にはなりたくない。だから仕事するんだ」と語っていた。
なお今回の騒動について、ニコラスの代理人は特にコメントを出していない。