俳優のウィル・スミスが、23年間連れ添っている妻ジェイダ・ピンケット・スミスとのなれそめや、一夫一妻制に対する自身の見解を語っている。
ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット・スミス夫妻の間にはこれまで数年にわたり、「オープン・リレーションシップ」なのではないかというウワサがある。オープン・リレーションシップとは、結婚している2人が互いを独占することなく、第三者との恋愛を認め合う関係のことをいう。
過去にジェイダは、ウィルと婚姻中でありながら、シンガーのオーガスト・アルシーナと恋愛関係にあり、それをウィルが容認する発言をしたことが大きな話題となっていた。
そんな中ウィルは今回、雑誌「GQ」のインタビューに登場。「ジェイダは結婚の制度というものを信じていなくてね。というのも、身内の中に型破りな夫婦関係だった人がいたそうなんだ」と語り始めた。
さらにウィルは「だから彼女の育ち方は僕のものとはまったく異なっていた。『完成された関係』ってどんなものなのか、何度も何度も話し合ったよ。カップルとして成り立つとはどういうことなのかってね。そうしていく中で、一夫一妻制というのが僕たちの選んだ関係だった。ただ、一夫一妻が『完成された関係』だとは考えていないよ」と、1人のパートナーに縛られない関係も容認する姿勢を見せた。
その上でウィルは「真実を追求することが、幸せな一生を送るための唯一の方法だ」とし、「ぼくたちは、『本物』とは名声だとか世間の目だとかっていう束縛から解放されたものだっていう結論に至ったんだ」と、付け加えた。
ウィルとジェイダは長年にわたり、自分の道は自分で切り開くという信念のもと、お互いを信頼し、そして自由を与え合ってきているのだという。
ウィルは、「ぼくたちにとっての結婚生活というものは、監獄になってはいけない。ぼくたちのやり方を誰かに押し付けるつもりもない。だけど、僕たちがお互いに与え合った自由と無条件のサポートは、あくまでも僕にとっては、愛そのものだと思っているよ」と、彼らにとっての愛の形について語った。