米人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」のエレン・ポンピオ(51)とパトリック・デンプシー(55)が、同作品で“もっとも最悪だったエピソード”をふりかえった。
9月29日、パトリックはエレンのポッドキャスト番組「Tell Me with Ellen Pompeo」に登場。劇中にて“仕事仲間”であり“恋人役”を長らく演じてきた2人は同番組中、「グレイズ・アナトミー」シーズン7の18話「Song Beneath the Song(邦題:ミュージック・エピソード 生命のメロディー)」について盛り上がる一幕があった。
シーズン7の18話「Song Beneath the Song」は、旅行中にトラックとの衝突事故に見舞われ、重体となってしまったカリー(演:サラ・ラミレス)を、メレディス(演:エレン)らが必死で救おうとするストーリー。番組としては異例の全編ミュージカル仕立てとなっている。
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エレンは同エピソードについて、「私たちがあのヒドいミュージカルナンバーをやったのを覚えてる?それを書いた人には申し訳ないけれど、あのミュージカルは私たちを恐怖に陥れたわよね?」と発言。自身にとって史上最悪のエピソードだったと告白した。
エレンはその理由について、「私はちょっと歌ったけど、『みんな聞いて。言っておくけど、私歌えないわ』って思ったの」と説明。どうやらエレンは歌唱に自信がないため、ナーバスになっていたようだ。
一方のパトリックも「完全に怖気づいた」と、エレンに同意。当時は「歌うなんて絶対にムリ」と思ったそうで、「そのときは理解できなかった。いま見てみると『なんてこった』という感じ。がんばってはいたけどね」と、エレン同様、このエピソードが受け入れられずにいることを明かした。
さらには「バカバカしくて、二度と見ない」とも言い切ったエレン。どうやら2人にとって同エピソードは、封印しておきたい黒歴史のようだ。