女優のドリュー・バリモア(46)が、自身の子育てポリシーを語っている。
先日ポッドキャスト番組「Armchair Expert」に出演したドリュー・バリモアは、SNSに2人の娘たちオリーブちゃん(9)とフランキーちゃん(7)の顔を出さない理由や、子育てをする上でモデルにしている有名人を明かしている。
番組の中で「2人の娘たちには子供らしくいてほしいのよ。それに、私は彼女たちをSNSには載せないの。子供のこととなると、まるでドーベルマンのようにガードしちゃうのよ」と語り、「でも2人ともTikTokは見るわ。SNS自体は大好きなの」と続けた。
そして「自分たちにカメラが向けられないってことに気がつくと、娘たちはたちまち不機嫌になっちゃうんだけど、それでも、私の『子供でいてほしい』っていう思いは十分に理解しているみたい」と付け加えた。
さらにドリューは、子育ての参考にしている人物として、映画『E.T』で一緒に仕事をしたスティーブン・スピルバーグ監督の名前を挙げている。
当時6歳だったドリューはこの映画をきっかけに天才子役として脚光を浴びた。スティーブン・スピルバーグはそんな彼女の才能を見出した最初の人物でもあるのだ。
「スピルバーグは私の人生を変えた人なの。それに大人になってから気づいたのは、彼がすごく父親向きな人だってこと」と語ったドリューは、「彼は私のことを、『最初の子供だ』って言ってくれたの。だから赤い口紅をつけたり、プレイボーイに出たりするととてもおどろいていたわ」と振り返った。
さらにドリューは「スピルバーグは、私が自分の年齢以上の役を演じるのをイヤがったの」と語った上で、口紅をつけた際にはスピルバーグから「まだ若いんだから、落としなさい」と注意されたことを明かした。当時はわからなかったが、現在なってそれこそが親心であるも気づいたという。
そんなスピルバーグ流の子育てを体験してきたドリューは、「私の娘たちには10歳までピアスを開けさせないわ。スピルバーグは私に10歳まで開けさせなかったもの」と、忠実に教えを守っていることを明かしていた。