『シャイニング』や『IT / イット』など数々の作品を生み出しているホラー作家のスティーヴン・キング。彼がツイッターである映画を絶賛した。
その映画とは、ジェームズ・ワン監督の『マリグナント 狂暴な悪夢』。ジェームズ・ワン監督といえば、『ソウ』シリーズや『インシディアス』シリーズなど数々の大ヒットホラーを手掛けてきた逸材だ。そんな彼が書き下ろしたオリジナルストーリーである本作は、アメリカではすでに公開されており、映画批評サイト「ロッテントマト」では、76%の支持率を得ている。しかし、批評家たちの意見は分かれているようで、「すばらしい作品」と称賛する声の一方、「すごく平均的な作品だ」とコメントする批評家もいた。しかし、ジェームズ・ワン監督は、彼にとって重要な人物の心を掴んだのだ。
スティーヴンは自身のツイッターに短い文を投稿。「HBOで『マリグナント 狂暴な悪夢』を見て、すばらしいと思った」と気持ちをまとめている。
I watched MALIGNANT on HBO and thought it was brilliant.
— Stephen King (@StephenKing) September 30, 2021
ジェームズ・ワン監督はこのツイッターに大興奮。スクリーンショットを撮って、自身のインスタグラムにてシェアした。「ぼくたちのジャンル、ホラーのはみ出し者にとって、求めているのはたった一人の評価」とキャプションにつづっている。
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スティーヴンといえばこれまで、ホラー映画やホラーシリーズについての意見をツイッターでシェアしていることでも知られている。今年の初めには、ネットフリックスの「Midnight Mass(原題)」を称賛するツイートをしており、これまでに怖くて最後まで見られなかった映画については1999年の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の一本だけだったと明かしている。
『マリグナント 狂暴な悪夢』はR18指定となっている。11月12日(金)より日本で公開される。