ニューヨーク・ポスト紙は、眞子様と小室圭さんの結婚をまるでヘンリー王子とメーガン妃のようだと報じている。多くの反対を受けながら皇族から離脱し、アメリカで新生活を始めようとしている姿がまさにソックリだと思われているようだ。
ヘンリー王子とメーガン妃は昨年、反対の声を受けながらイギリス王室を離脱。この騒動はメーガン妃(Megan)と脱出(Exit)を合わせて「メグジット(Megxit)」と呼ばれることとなった。
しかしメグジットと大きく異なるのは、婚約内定者である小室圭さんにかなりクセの強い母親、佳代さんがいることだろう。
圭さんが10歳の時に、夫を自殺で亡くした母親の佳代さんは、後に婚約者となる男性と出会う。この男性は将来的に結婚することを見越して、佳代さんに400万円を貸していた。
結局この婚約は破談となったのだが、2017年、眞子様と圭さんの婚約が発表された直後、元婚約者の男性は佳代さんに貸していた400万円の返金を求めて週刊誌に暴露したのだ。この問題を受け、皇室は翌年に予定していた結婚に関する儀式の延期を発表した。
その後、週刊誌報道が過熱すると、遺族年金や傷病手当金の不正受給、佳代さんの職場トラブルなど、さまざまな疑惑が取りざたされる。
これらの報道から、国民の間では佳代さんに対して「あらゆる手口でお金を引き出し、息子をインターナショナルスクールに入れてエリートに育て、皇族との結婚にこぎつけた卑怯な人物」という印象が根付いてしまったのだった。
そして婚約発表から4年後の今年4月、圭さんは佳代さんの元婚約者との借金トラブルに関する文書を発表。ところがこれが28ページに及ぶ長文であり、自己弁護に終始していたことから、さらに火に油を注ぐ結果となってしまった。
それでも今年10月1日、眞子様と圭さんは結婚を正式に発表。さらに結婚して皇族を離脱する女性に支払われる一時金1億3500万円を辞退すること、結婚に伴う一切の儀式を行わないことが明らかにされた。
これは圭さんの母親のトラブルによる、国民からの強い反発感情意識した対応だった。
眞子様は結婚後、圭さんが弁護士として働くことになるニューヨークへ移住する予定だ。
ポスト紙の取材に応じたニューヨーク在住の日本人女性は、「眞子様は海外に移住される数少ない皇族女性の1人になります。しかし一時金を辞退した以上、生活のため何かしら仕事をしなければならなくなるでしょう」と語っていた。