ネットフリックスで配信中の話題のドラマ「イカゲーム」。実は同シリーズは、最初の考案から実際に制作されるまで10年以上かかっていたのだという。
「イカゲーム」は韓国製作のドラマで、今年9月17日にネットフリックスにて配信がスタート。456人の金銭苦の大人たちが、大金を手に入れるため、子供向けのゲームで真剣勝負するというストーリー。勝ち抜けば大金を手に入れることができるが、負ければ一瞬で命を落とすという、残酷なサバイバルゲームとなっている。
「イカゲーム」は配信開始されると、瞬く間に世界中で話題となり大ヒットを記録。ネットフリックスで最もヒットした韓国ドラマとなり、この調子でいけば、ネットフリックス史上、最もストリーミングされたシリーズになることが期待されている。
そんな大ヒットしている「イカゲーム」だが、最初の考案から制作、撮影まで想像以上の苦労があったようだ。
監督のファン・ドンヒョクは、さかのぼること13年前の2008年に最初に制作をスタートさせたが、映像化するまでの資金調達に大変苦労したと明かしたのだ。
ドンヒョク監督は10年前以上に台本を書き始め、1年後に最初のドラフトを完成。約10年が経った2019年、ネットフリックスがこのプロジェクトに関心を持ち、ついにゴーサインが出たという。
韓国の「The Korea Times」のインタビューで監督は「約12年が経ち、世界は、その独特で暴力的なサバイバルストーリーを歓迎してくれる場所となりました」とコメントしている。
またタイトルの「イカゲーム(英題:Squid Game)」は、当初は「ラウンド・シックス(Round Six)」という全く別のタイトルであったというが、結果的に「イカゲーム」という名前が適していると誰もが感じているに違いない。