来年で在位70周年という記念すべき年を迎えるエリザベス女王が、孫のヘンリー王子とメーガン妃にある特別な計画を立てているとウワサされている。
イギリスのエリザベス女王は来年、在位70周年を迎え、祝賀イベント「プラチナム・ジュビリー」の開催される。
この式典では、メモリアルイヤーを記念して、イギリス最高の軍事賞である「ヴィクトリア・クロス 」、「ジョージ・クロス」の受賞者や、イギリス軍兵士、そして王室メンバー数人を含む40万人に女王から「プラチナム・ジュビリー」の勲章が贈られる。
イギリス王室によると、女王は今や公務にたずさわっていない、もしくは公務の経験がない王室メンバーにも勲章を授与する予定だというのだ。
つまり、現在ニューヨークで民事訴訟を起こされている息子のアンドルー王子や、その娘のベアトリス王女、そしてユージーン王女にも勲章が与えられる可能性があるということになる。
さらに注目されるのが、昨年王室を離脱し、現在アメリカに住むヘンリー王子とメーガン妃への対応だ。
実はこの2人も他の王室メンバーと同様、勲章の対象者に含まれているという。
現在イギリス国内ではヘンリー王子とメーガン妃の好感度が暴落している。王室離脱後、その内情を暴露するインタビューに答えたり、王室の批判を展開したりしてきたためだ。
しかしながら王室ジャーナリストのダニエラ・エルザーは、女王が国民の声に耳を傾けず、ある種の賭けにでる可能性があると主張する。
女王は2012年、在位60周年を記念する「ダイヤモンド・ジュビリー」でもヘンリー王子に勲章を授与している。
このことからダニエラ・エルザーは、「女王は2012年と同様にヘンリー王子に勲章を与えることで、関係性を悪化させたくないと考えているのかもしれない」と語り、「しかしそれは国民の声を無視することになり、大きな賭けと言えるでしょう」と続けた。
なお2012年当時は、ヘンリー王子がメーガン妃とまだ出会っていなかったことから、王室メンバーとの関係性も良好であり、勲章授与に疑問を抱く国民はいなかった。