人気映画『チャーリーズ・エンジェル』の撮影現場で、俳優のビル・マーレイが女優のルーシー・リューに侮辱的な言葉を浴びせた件で、共演者のドリュー・バリモアがついにコメントを発表した。
70年代後半に人気を誇ったTVシリーズのリメイク作品で、2000年代にヒットを飛ばした映画シリーズ『チャーリーズ・エンジェル』。映画ではジョン・ボスレー役をビル・マーレイ。エンジェルズをキャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、ドリュー・バリモアが演じた。
しかしヒット作の現場ではショッキングなことが起きていたという。今年7月、LA Timesのポッドキャストに出演したルーシーは、当時ビルと口論になったことを告白。
「ビルが侮辱的な言葉を浴びせてきたの。具体的な内容は言わないけど、それが延々と続いたわ」と、ビルから侮辱的な言葉を浴びせられたと明かしたのだ。ショックを受けたルーシーだったが、黙って受け止めるつもりはなく、自身の尊厳のために言い返していたことも明かした。しかしのちに再会した時、彼は完全にいい人になっており、現在はなんの恨みもないとも明かしていた。
そんな中、共演者でエンジェルズの一人を演じたドリュー・バリモアがこのできごとについてコメントした。
10月5日、自身のトーク番組の中で、ルーシーの告白を聞いてルーシーの主張を支持するため、彼女に連絡したことを明かした。ドリューはルーシーをバックアップするための動画を作成したが、ルーシーは特にそれを必要とはしなかったという。
またドリューは当時のビルの状況についても明かした。「その時のビルに起こったことについて話そうと思う。コメディアンというのは時々ちょっとダークになる時があるの。彼は機嫌が悪くなって、ルーシーは自分自身のために立ち上がった」とし、ビルのいら立ちの矛先が一般的なターゲットから始まり、そしてそれがルーシーに向かったという。
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さらにドリューは「不幸な状況だったけど彼女の行動はすばらしかった。彼女は『私はそんな言われ方を受け入れはしないわ』と言い返していた。私たちみんなが彼女をサポートして、前進したの」と、ドリューやまわりの人たちもサポートしていたと明かした。
最後にドリューは、ルーシーを今も昔も尊敬しているとコメント。エンジェルズは実生活でもお互いを支え合い、その絆は現在も続いているようだ。