アメリカで、過去7番目に高額となる約7億ドル(約780億円)の宝くじ当選者が現れた。
今回高額当選が出たのは、アメリカの数字選択式宝くじ「パワーボール」だ。当選者はカリフォルニアに住む人物だった。
パワーボールとは、5つの数字を1から69の中から選び、さらに「パワーボール」と呼ばれるもう1つの数字を1から29の中から選ぶという仕組みになっている。
10月4日(月)夜に発表された当選番号は「12」「22」「54」「66」「69」、パワーボール番号は「15」だった。
10月5日(火)、カリフォルニア州宝くじ協会は「カリフォルニア、ここに当選者が!」と興奮した様子でツイートを発信。さらに当選者について、「モロ・ベイ(カリフォルニアの都市)在住の方が、6つの数字全てを当て賞金6億9980万ドルをゲットしました!本当におめでとうございます」と続けた。
なお当選者は賞金について、29年間にわたって1年に1度ずつ受け取るか、4億9600万ドルを一度に現金で受け取るか選ぶことができる。どちらを選んでも税金が課せられるそうだ。
この超ラッキーな当選者がどんな人物なのか、5日時点ではわかっていない。しかしこの当選くじがモロ・ベイにあるスーパー「Albertsons」で販売されたことは明らかになっている。
今回の賞金は、過去40回の抽選で大当たりが出なかったことによりキャリーオーバーされ続け、ここまで高額にふくれ上がったものだという。前回の高額当選は今年6月5日で、賞金は2億8560万ドル(約318億円)。フロリダで販売されたものだった。
約7億ドルという賞金はパワーボール史上5番目、アメリカの宝くじ史上7番目の高額となる。
ちなみに1枚のくじで最も高額な賞金となったのは、2018年10月23日にサウス・カロライナ州に住む人物が獲得した15億3700万ドル(約1712億円)だそうだ。