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ハダカの胸をさわられたスーパーモデル、悪質なセクハラについてこれまで沈黙を保ってきた理由とは・・? 「私は当時無名だったし・・」

エミリー・ラタコウスキーと、ロビン・シック NEWS
エミリー・ラタコウスキーと、ロビン・シック

スーパーモデルのエミリー・ラタコウスキーが、今まで過去のセクハラ被害を打ち明けてこなかった理由を明かしている。

先日発売された著書の中で、歌手ロビン・シックからのセクハラ被害を訴えたスーパーモデルのエミリー・ラタコウスキー。実際に被害にあったのは2013年のことだった。

当時世界的なヒット曲「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」のミュージックビデオで、ロビン・シックと共演することになったエミリー。上半身裸という演出ではあったが、プロ意識をもってのぞんでいたという。

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しかし撮影の合間、エミリーは何者かに後ろから裸の胸を触られた。おどろいて振り返ると、そこには酔っぱらった様子のロビンがいたという。

エミリーは著書「My Body」の中で当時の様子について、「突然、背後から2本の腕が伸びてきて、両方の胸を触られたの。冷たく異質な感覚があったのを覚えているわ。本能的にその場から逃げて振り返ってみると、そこにロビンがいたの」とつづっていた。

そんなエミリーは10月4日(月)、最新著書のPRをかねてPeople紙のインタビューに応じた。その中でこれまでセクハラ被害を黙っていた理由について、当時告発してしまうと今後有名になれないのではないかと考えていたことを明かしている。

「当時私は無名だったから、もしあの時に不満を言ったり声をあげていたりしていたら、きっと今現在のこの地位にはいられなかった。有名にはなれなかったでしょうね」と、今後のことを考え、下手な抵抗はしないようにしようと考えたようだ。

さらにエミリーは、「この本には、進化した私の信条がつづられているの。これまでの仕事やプライベートにおけるすべての経験から得られたものよ。そしてその間に、これらの経験に対する自分の受け止め方も変化していったわ」と、過去の被害を著書の中で告発しようと決断するにいたった理由を明かした。

彼女は自身の進化を本の中で明らかにすることで、ファンの理解を得ることができると考えたようだ。

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