『007』シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でヴィランとして出演している俳優のラミ・マレックが、イギリス王室のキャサリン妃とのある会話について明かしている。
全世界待望「007」シリーズ 25 作目、前作『007 スペクター』から実に 6 年の時を経てシリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。
コロナの影響により、何度も公開が延期されていたが、9月30日、ご当地のイギリスで世界に先駆けて公開され、9月28日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにてワールドプレミアが開催。このイベントではキャスト陣はもちろん、イギリス王室のウィリアム王子、キャサリン妃らも出席した。
これまでロイヤル・ファミリーには何度か会っているラミ・マレックは、キャサリン妃とウィリアム王子に会うのは、自身が主演を果たした『ボヘミアン・ラプソディー』で主演男優賞を受賞した、英国アカデミー賞以来だったという。今回彼らに会うのは初めてではなかったのでそこまで緊張はしなかったようだ。
人気トーク番組「Jimmy Kimmel Live!」に出演したラミは、キャサリン妃と初めて会ったときのエピソードについて明かしてくれた。
英国アカデミー賞で初めてキャサリン妃に会ったとき、当時キャサリン妃は第三子のルイ王子を出産して1年も経っていない頃であったという。
このときラミは「僕は『さぞかしお疲れですよね?あなたはお子さんを産んだばかりですよね?』と尋ねたから、彼女はビックリしたと思う。キャサリン妃は『ご機嫌いかがですか?』と聞いてくれたけど、僕は『いやいやあなたこそいかがですか?』という感じだったよ!」と、多忙なキャサリン妃を気づかったことを明かした。
【動画】Rami Malek on No Time to Die, Friendship with Daniel Craig & Meeting Prince William & Kate Middleton
さらにラミは「彼女はとても威厳があり、エレガントで、僕を見てくれたんだ。想像してみてよ。完璧にドレスアップして、全ての俳優と話さなければいけないんだよ」と、自身も多忙でありながら、完璧な振る舞いでラミと話してくれたことを明かした。
またラミは「『もしあなたが休日が必要だったら、僕があなたのためにお手伝いしますよ』と言ったら彼女は『どういう意味ですか?』と聞き返してきたから、さらに僕は『ベビーシッターをするってことですよ。そしたらあなたは外出できて、楽しい時間を過ごせますよね』と言ったんだ」と、ロイヤル・ファミリー相手にとてもカジュアルな提案を投げかけたという。
子供のことを聞かれ、キャサリン妃は一瞬不意をつかれた様子でもあったと明かしたラミだが、それでもエレガントでプロフェッショナルさを保つ彼女の姿に感銘を受けたようだ。