イギリスの歌姫アデルが、長年連れ添った実業家の元夫との離婚について初めて語った。
アデルといえば、実業家で慈善家のサイモン・コネッキーと2011年の終わり頃から交際をスタート。2012年には第一子となる息子アンジェロくんが誕生した。そして2016年に結婚したのではないかと噂され、2017年のグラミー賞の受賞スピーチでアデルが「夫に感謝します」とコメントし結婚を認めた。
そんな二人であったが、2019年1月のエルトン・ジョンのコンサートで目撃されて以降、一緒にいる姿が目撃されず、破局説が浮上。同年4月に代理人が正式に破局を認め、9月に離婚を申請した。
現在は新たな恋人とラブラブな様子のアデルだが、今回雑誌「VOGUE」の中で初めて離婚について語った。
アデルによると、「サターンリターン」も関係しているのだという。サターンリターンとは、西洋占星術の土星回帰のことを意味し、誰もが29歳ころ(27〜32歳のあたりとも言われている)に最初のサターンリターンを迎えるという。このサターンリターンは人生のなかでうまくいかないことがあり、「試練の時期」と呼ばれ、様々なことにチャレンジし、失敗からまた学ぶ時期なのだという。
アデルは、このサターンリターンを迎えたことで、人生が激変したと信じているという。インタビューの中で「サターンリターンが私に直撃したの。私の構想を失ってしまった。サターンリターンが来るとき、それはあなたの人生を揺るがすの。私は何者?私がやりたいことは何?私が心から幸せを感じることって何?それら全てに揺さぶられるの」とコメント。離婚のせいではないが、それはその一部であったと付け加えている。
さらに離婚理由については「私には動きのある時期で、幸せではなかったの。私たちのどちらも悪くないわ。どちらかが傷つけたとかそういうのはないの。ただ、私は息子に本当に幸せでいて、愛されてほしいの。それが私にとって大事なこと。私はそれ以来、自分の本当の幸せを見つけるために旅を続けてきているわ」と、幸せでなくなってしまったことで離婚に至ったと明かした。