「外出が認められなかった」というメーガン妃の主張はウソだったのか。王室関連の伝記作家が、最新著書で彼女の主張に異議をとなえている。
今年3月7日、ヘンリー王子&メーガン妃とアメリカの大物司会者オプラ・ウィンフリーの対談番組が放送された。この中でメーガン妃は、王室入りして以降友人と満足に会うことができず、外出もままならなかったことを明かしていた。王室からは外出してはいけない理由について、「メディアから狙われているためだ」と言われていたという。
そしてメーガン妃は王室の人々に「4ヶ月の間で2回しか外出していない」と外に出たい気持ちを訴えたが、共感してもらえなかったことも明かしていた。そしてこれらの王室の対応により、孤独感や気分の落ち込みにつながっていったという。
ところが、伝記作家のアンドリュー・モートンはメーガン妃のこの主張を疑問視しているという。ニュースウィーク紙が報じている。
10月19日に発売される彼の著書「Meghan: A Hollywood Princess」改訂版によると、メーガン妃は「外出する様子が何度も目撃されていた」というのだ。ノッティングヒルで食事をしたりケンジントンでのエステを受けたり、たびたび買い物に出たりしていたのだ。
さらにモートンは、これらの様子は何度かパパラッチに押さえられていたが、タブロイド紙が買い取ろうとしなかったこともつづっている。本の中では、写真が買い取られなかった理由については明かされていない。
しかしニュースウィーク紙は、イギリスでは「脅迫や嫌がらせ、執拗な追跡」によって得られた素材の使用が禁止されていることから、パパラッチが撮影した写真もこれに当てはまったのではないかと報じている。
なお3月に放送された対談では、メーガン妃とヘンリー王子が2018年5月19日にウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で挙式する3日前に、プライベートな結婚式を挙げていたというエピソードも明かされていた。しかしこれについても、後にメーガン妃の「勘違いだった」と訂正されている。