10月9日(土)、リアリティースターで実業家のキム・カーダシアンが、長寿バラエティ番組「Saturday Night Live」にホストとして登場。初司会ながら緊張する様子を見せることなく、過去のスキャンダルをネタに「爆弾トーク」を展開した。
Kim Kardashian West’s Monologue! pic.twitter.com/t60b6ZC6cl
— Saturday Night Live – SNL (@nbcsnl) October 10, 2021
首からつま先まで全身ピンクのド派手な衣装でスタジオに登場したキム・カーダシアンは、「ここにいられるなんて夢のようだわ」と人気番組に参加できる喜びを口にしたが、その後「公開初日のイベントなんて、もう長年参加していないもの。いや、一度だけ私の映像が流出したことがあったわね。だれも公開初日イベントがあるなんて教えてくれなかったの。ママなんて心臓が飛び出るくらいおどろいたでしょうね」と、過去にセックステープが流出した騒動をネタに自虐トークを繰り広げたのだ。
さらに「顔だけじゃなくて髪も、メイクも胸のおしりも完璧だったでしょ?」と開き直るよう発言まで飛び出した。
またカリフォルニア州知事選挙に出馬した義理父ケイトリン・ジェンナーや米大統領選に出馬した元夫カニエ・ウエストをイジるかのように「私は大統領に立候補しないわよ。家族の中から3人も落選者を出すわけにいかないじゃない」と絶好調。
絶大な影響力を誇る彼女ならではのトークはとどまるところを知らず、「私のSNSフォロワーは3億6000万人よ?『Saturday Night Live』を見ているのは何人?1000万?私にとってはリラックスタイムね」と余裕を見せていた。
番組のなかでは映画『アラジン』をテーマにしたコントや、リアリティー番組「バチェロッテ」のパロディにも挑戦したキム。ポスト紙によると、彼女はこの放送のリハーサルに20時間を費やしたという。
Wouldn’t call it “doing sex,” Aladdin pic.twitter.com/bX6bDNqHLt
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また番組がスタートするにあたり、デイブ・シャペルやエレン・ジェデネレス、ジェームズ・コーデンといった大物司会者に連絡をとりアドバイスを受けるなど、十分な準備をしてきたそうだ。
それでも放送前のプロモーション動画では、初司会について「とっても簡単よ」とジョーク交じりに語っていた。
最近は番組内でも無難なネタでトークする出演者が多い中で、今回のキムによる「暴走トーク」は視聴者からなかなかの好意的に受け止められたようだった。