新作映画『スペンサー(原題)』で、ダイアナ妃を演じた女優のクリステン・スチュワート。かなりのプレッシャーから、撮影時に強い不安を抱いていたことを告白している。
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クリステンは、最新のBBC Newsとのインタビューで、本作の制作準備中に不安が体に現れたことを話した。「顎関節症になってしまって、完全に閉じこもってしまったの。私は、ああ・・本当に緊張しているんだなって思ったわ」と語った。
しかし、クリステンは、監督のパプロ・ララインが不安を解消してくれたと述べた。クリステンは役作りのために、ダイアナ妃の人生についての全てのインタビュー記事を読んだり、見たりして、リサーチに専念し、そこからダイアナ妃の“傷つきやすさ”などを表現することに心がけたが、それと同時に彼女を完璧に体現することは不可能であることも理解したと語った。「(役柄を)感じなければならなかった。そして自分のものにしなくては。私はただリラックスしなくちゃいけなかったんだと思う」と当時を振り返った。
これまで様々な演技に取り組んできたクリステン。これだけ悩んで役に挑んだ『スペンサー』は、2021年、第78回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミアを迎え、話題を呼んだ。
物語は、1991年12月。週末をロイヤルファミリーたちと過ごすためにエリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスを訪れたダイアナ。チャールズとの離婚を決意し、家族と過ごした最後のクリスマス休暇が描かれる。
映画『スペンサー』は、2021年11月5日、全米公開予定。
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