全世界で一大社会現象を巻き起こしている韓国発のドラマ「イカゲーム」が、配信開始からわずか17日間で驚異的な視聴者数を獲得したことが明らかになった。
【動画】「イカゲーム」予告編
大手動画配信サービスの「ネットフリックス(Netflix)」のツイッターアカウント(@NetflixGeeked)は10月11日、「イカゲーム」が配信されてから17日間で視聴世帯(アカウント)数が1億1,100万を超えたことを発表。配信開始から28日間以内に1億回を突破した初のネットフリックス・シリーズであることを明らかにした。
It took more than 10 years for Hwang Dong-hyuk to get Squid Game made.
It only took 17 days and 111M global fans to become our biggest ever series at launch (and the first to surpass 100M when it premiered). pic.twitter.com/zVF8GjHIkQ
— Netflix Geeked (@NetflixGeeked) October 12, 2021
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これまで1位を保持していたのは、19世紀初頭のロンドンを舞台にしたアメリカ発のドラマ「ブリジャートン家」のシーズン1。同作は、配信から28日間で8,200万アカウントを記録している。
「イカゲーム」の生みの親であるファン・ドンヒョク監督は、いまから13年前の2008年に構想を思いついていたことを米Variety誌に告白。内容が暴力的であることから、スタジオ側から制作を敬遠され続けていたが、2019年にネットフリックス側がファン監督のプロジェクトに興味を示したことで、ようやく映像化にこぎつけたことを明かしている。
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「(「イカゲーム」を)書き始めたとき、僕は経済的に苦しくて、『バトル・ロワイアル』や『ライアーゲーム』などのマンガを読みながらカフェで大半の時間を過ごしていました。(そのとき)僕がもしゲームに参加したらどうなるんだろう?と思ったんです。ただ、ゲームが複雑すぎると思ったので、自分の作品では子供向けのゲームを使うことにしました」