ソロ歌手として活動を始めたジェシー・ネルソン(30)が、心身ともにダメージを負ったという、リトル・ミックス所属時代をふり返った。
最近、イギリス版Glamour誌とのインタビューに応じたジェシーは、その中でリトル・ミックス時代の知られざる苦労や、グループ脱退後について告白。また、ようやく自分の人生を“コントロール”できるようになったとも明かしている。
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リトル・ミックスのメンバーとして、2011年の結成以来、イギリス音楽界の第一線を走り続けてきたジェシーだが、昨年末に脱退するまでの約10年間、摂食障害や自殺未遂など、さまざまな問題と闘ってきた。
そんなジェシーは当時について「悪夢だった。私と一緒に仕事をした多くの人が、私のことをめんどくさい、わがままな歌姫だと思っていたでしょうね。実際のところは、若い女の子だった私は、四六時中みんなから肉体的に非難されて、心に深い傷を負っていたのよ」と発言。心ない声に傷つきながらも、なんとかグループ活動を行っていたことを告白した。
今夏に公開されたインタビューでは、リトル・ミックス脱退の理由は「体型への悩み」と「レコード会社移籍」であったことを明かしていたジェシー。先日公開されたGlamour誌とのインタビューでは、リトル・ミックス時代に経験したという、苦痛の出来事を明かしている。
★リトル・ミックス時代のジェシー(左から2人目)
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「最初の悪夢は、最初の撮影で、スタイリストがすべて8号サイズの衣装を用意したときだったわ。私は12号なの。サイズが合わなくて、恐怖を感じた。自分は太っていると感じたの。それからずっと自分は太っていると感じてきたわ」
自分の体型が気になってしまい、自分が着なければいけない衣装や、ほかのメンバーと比べて自分がどう見えるかなどを考えると、夜も寝られなくなるほどだったというジェシー。精神的に追い詰められていた彼女は、少しでも細く見せようと、過度な食事制限や、コルセットを着けるなどしていたという。
「何日間も空腹状態で、毎日コルセットを着けていたの。息するのがやっとぐらいまでキツく締めていたのよ。少しでもウエストを細くするために毎日ね。精神的にもつらかったけど、どうにかしてジェイドや、レイ・アン、ペリーのような見た目になりたかったのよ」
また、アンチからの批判コメントに度々傷ついていたというジェシーは、その不安を少しでも払拭しようと、ダイエットや美容整形などあらゆる方法にチャレンジしたそうだ。
「やせるためにバカなダイエットをしたわ。いつも髪型を変えたり、リップフィラー(くちびるにするプチ整形)もした。みんなに受け入れられる女の子になるためにあらゆることをした」
現在は、コルセットは着けず、リップフィラーもせず、化粧も以前より薄くなったというジェシー。グループ脱退後は穏やかな生活を送っているようだ。