ヘンリー王子とメーガン妃は、第二子リリベットの洗礼式をイギリスで行うつもりはないようだ。
王室メンバーはこれまで、洗礼式をイングランド国教会のもと、ウィンザー城でおこなってきた。ヘンリー王子とメーガン妃の2歳になる息子アーチーも、かつてはウィンザー城で洗礼を受けていたのだ。
しかし、第二子リリベットに関しては、カリフォルニア州の自宅近くにある米国聖教会にて洗礼式が行われるのではないかという。
2018年、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式にて説教したマイケル・カリー主教は、米国聖教会のトップであることから、リリベットの洗礼式を取り仕切る可能性もあるのいうのだ。
ある情報筋はTelegraph紙に対し、「イギリスでの洗礼式はない。そんなことは起こらないだろう」と語っている。
Telegraph紙によると、リリベットの祖母であるエリザベス女王はイングランド国教会の最高権威者であり「信仰の擁護者」とされている。このことから、外部で洗礼を受けたリリベットが自動的にイングランド国教会の「会員」となることはできないため、いずれはイギリスに渡り、イングランド国教会の集会に参加しなければならなくなるだろうと報じた。
なおTelegraph紙はこの件についてイングランド国教会にコメントを求めたが、返答は得られなかった。
一方ヘンリー王子とメーガン妃の代理人は、洗礼式の計画はまだ最終決定しておらず、これらの報道は憶測に過ぎないと語っている。
リリベットといえば、その名がエリザベス女王の幼い頃のあだ名に由来していることは広く知られている。しかし、女王はまもなく生後5ヶ月になるリリベットに未だ直接会えていない。またヘンリー王子とメーガン妃は、10月19日にイギリスで行われる予定のダイアナ元妃の生誕60周年記念式典にも参加しない意向を表明している。