9月17日に配信がスタートして以降、ネットフリックス史上最大のヒットとなっている韓国ドラマ「イカゲーム」。まさにこのドラマと同じゲームが、現実社会で開催されようとしている。
コリアタイムスが10月14日(木)に報じたところによると、韓国カンウォン地区にあるセント・ジョンズホテルがあるイベント会社とコラボし、「イカゲーム」で登場したような屋外ゲームイベントを企画。勝者には賞金500万ウォン(約48万3000円)が手渡されるという。
年齢や性別、そしてホテルへの宿泊の有無を問わず参加することができるこのイベントでは、ホテルの敷地を利用してドラマ同様「綱引き」や「型抜き」「だるまさんがころんだ」「めんこ」という4つのゲームが繰り広げられるという。
参加者として選ばれた者には主催者から電話番号入りの名刺が手渡され、ゲームのルールなどの説明を受ける。しかしルールを破ったものは、その場から「排除」されることとなるようだ。ドラマであれば、「排除=死」を意味するが、もちろんこのイベントで命を落とすことはない。
なお現時点で主催者については明かされておらず、こちらもドラマ同様、勝者が決まった後に発表されるようだ。
参加費は1人10,000ウォン(約970円)で、申し込みは13日(水)に締め切られている。
今月24日(日)に予定されているこのイベントだが、セント・ジョンズホテルがあるカンヌン市は現在、感染拡大防止のため、ワクチン接種の有無にかかわらず、8人以上で集まることを禁止している。また現地警察は、ソーシャルディスタンスなどの感染防止策が徹底できない可能性もあるとして、中止を呼びかけているそうだ。
なお開催地となるセント・ジョンズホテルは現在、ゲームが中止された場合や、市からの要請に合わせた内容の変更について協議中だという。