PRやブランディングの専門家が、メーガン妃とヘンリー王子について「10億ドルブランド」になる可能性があると語っている。
企業や人物のPRやブランディングを手がける、ロンドンベースの企業「Frank PR」の創始者アンドリュー・ブロックは、メーガン妃とヘンリー王子による新しい「サセックスブランド」が、いつか「世界で最も裕福なパーソナルブランド」になる日が来るだろうと予測している。
メーガン妃とヘンリー王子は昨年王室を離脱。拠点をカリフォルニアに移して以降、いくつかの大型契約を結んできた。
中でもとくに巨額と言われ注目されたのが、ネットフリックスとスポティファイとの契約だ。また最近になって夫妻はウォール・ストリートの金融サービス会社「Ethic」のインパクト・パートナーにも就任したと報じられた。夫妻はこのポジションを通じて、若者たちに「サスティナブル(持続可能)」な投資を呼びかけていくという。
アンドリュー・ブロックは夫妻の総資産を3億4200万ドル(約391億3,000万円)と試算。「ビジネス契約や個人的な取引により、彼らの資産はロケットのような速さで膨れ上がっている」と語った。
なおネットフリックスの契約金は1億5000万ドル(約171億6000万円)、スポティファイとの契約金は2500万ドル(約28億4400万円)とされている。
また夫妻はそれぞれ個人としても巨額契約を抱えている。ヘンリー王子はメンタルヘルス関連のコンサルタント会社「BetterUp」で「 チーフ・インパクト・オフィサー」という役職を担っているだけでなく、来年には「Penguin Random House」から回顧録の出版も予定されているのだ。
一方メーガン妃は個人でヴィーガンコーヒーを展開している企業「Clevr」に投資しており、1000万ドル(約11億4000万円)の利益があるのではないかとされている。
ブロックは夫妻について、「彼らは新たな地位を最大限に活用しており、世界で最も裕福なパーソナルブランドになる可能性は十分にある」とし、「いつか10億ドルブランドになることも難しくはない。まさに天井知らずと言えるだろう」とコメントした。