王室関連作家のアンドリュー・モートンが、ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱に、ウィリアム王子の影響があったと訴えている。
アンドリュー・モートンといえば2018年、メーガン妃の半生をつづった著書「Meghan: A Hollywood Princess」を出版。そして10月19日(火)、彼はこの作品に新たなエピソードを加え、「Meghan and the Unmasking of the Monarchy」として再出版した。
今回追加されたエピソードには、メーガン妃の親族や親しい友人たちへのインタビューをもとに、ヘンリー王子とメーガン妃の王室での生活や、離脱に至った経緯が記されている。
ヘンリー王子とメーガン妃が結婚したのは2018年のこと。2019年には、2人は長男アーチー君を授かった。
まるでハリウッド映画に出てくるおとぎ話のような2人のストーリーだが、2020年、2人は過熱するイギリスメディアの報道とメーガン妃に対する人種差別により、王室からの離脱を決意する。
そんな中モートンは、2人の決意の裏にウィリアム王子の影響があったと指摘する。
「間違いなく、ウィリアム王子の影響はあっただろう」と語ったモートンは、「ヘンリー王子は、キャサリン妃とウィリアム王子が結婚する前からその関係をずっと支えてきた。周囲がキャサリン妃の王室入りを認めていなかった頃でさえもだ。ヘンリー王子はキャサリン妃にいつも気さくに接して、2人はジョークを言って笑い合っていたんだ。でも、ウィリアム王子のメーガン妃に対する態度は違っていた。ウィリアム王子はヘンリー王子とメーガン妃の関係を支えようとしなかったんだ。ヘンリー王子はこのことをずっと気にかけていたんだろうね。兄弟の間には確実に溝ができているんだよ」と続けた。
モートンによると、ウィリアム王子はメーガン妃のこれまでのハリウッドでのキャリアや、王室への影響を気にするあまり、心よく彼女を迎え入れようとしなかったという。
「ウィリアム王子は警戒心の強い男だからね」と述べたモートンは、「彼はキャサリン妃と8年も付き合って、一度別れている。ヘンリー王子の場合、メーガン妃との結婚は即決だった。ウィリアム王子はそれが『早すぎる』と考えていたんだろうね。それに、メーガン妃の家族についてもよく知らなかったから。それに当初メーガン妃の家族について入ってくる情報といえば、すべて彼女の兄や姉からの告発だったからね」と語っている。