ワシントン州のローカルテレビ局KREM2にて放送されていた天気予報にて、なんとポルノ映像が流れてしまうという事故が起こった。
Adweekが報じたところによると、事故が起こったのは10月17日（日）の夜のこと。気象予報士のミシェル・ボスが翌日の天気を紹介している最中、彼女の背面に女性のお尻が大きく映し出されたという。
この異変には番組司会のコーディ・プロクターもミシェル・ボスも即座に気づくことができず、13秒間にわたってポルノ映像が流され、その後ようやくニュース画面に切りかわった。
同局の担当者ジュリー・ハンプフレイが地元メディアに語ったところによると、この事故は意図的に仕組まれた可能性もあるとして、現在、地元警察の性犯罪捜査官を巻き込む事態となっているという。
地元警察はこの件について、「この事故に関しては、放送エリアの住民から多くの電話を受けています。現時点では捜査中であることしか申し上げられず、どの罪に該当するのかについても調査しているところです」と発表している。
またKREMの親会社である、TEGNAの最高コミュニケーション責任者アン・ベントレーも地元メディアを通じて「昨晩11時ごろ、私たちが放送していたニュースを視聴された皆様に謝罪いたします。今夜6時放送のニュースにて、何が起こっていたのかをご報告する予定です」と謝罪するとともに、今後について知らせている。
また、「この不適切な映像は、番組の第一部にて放送されました。我々は二度と同じことが起こらないよう取り組んでいく所存です」との声明を発表したが、問題の映像に関する質問には答えていない。
地元メディアによると今回の事故は連邦通信委員会により不適切に映像を公開したとして、テレビ局に罰金を課せられる可能性があるという。
2012年には、ヴァージニア州のローカルテレビ局が同様の事故を起こしており、32万5000ドル（約3710万4700円）もの罰金を課せられていた。
