映画の撮影中、誤射事故に巻き込まれた俳優のアレック・ボールドウィンの、過去のあるツイートが再浮上し話題となっている。
10月21日、アレック・ボールドウィンが出演する西部劇がテーマの最新映画『Rust(原題)』の撮影が、米ニューメキシコ州サンタフェにある「Bonanza Creek Ranch」にて、おこなわれていた。
そこでアレックが小道具のプロップガン(模造銃)を撃ったところ、なんとこの銃が装填された銃であったことが明らかに。この誤射により、撮影監督のハリナ・ハッチンス(42)が死亡、監督のジョエル・ソウザ(48)が負傷するという悲惨な事故が起きた。
この事故を受け、ネットユーザーたちはボールドウィンの過去のあるツイートに注目している。
2017年9月、警察官エリック・エスパルザが、ハンティントンビーチのコンビニエンスストアの駐車場で、ホームレスで、海軍退役軍人であったディラン・タバレスと口論に。二人は口論の後殴り合いになり、エスパルザがタバレスを銃で数回撃ち、射殺された。タバレスは薬物使用などで過去に逮捕され、この時仮釈放中であったという。タバレスは仮釈放中であったが、この時点で犯罪は犯しておらず射殺されたことに多くの人々が怒りを覚えた。
しかし警察は、タバレスがエスパルザの銃に手をかけようとしたと証言し、エスパルザの正当防衛を主張。のちにタバレスが80歳の男性を殴り殺していたという証拠を見つけ、エスパルザが罪には問われることはなかった。
2017年9月22日、アレック・ボールドウィンはこのニュースを引用し「間違って人を殺してしまったらどう感じればいいのだろう」とコメントしていたのだ。
アレックが未来を予言するようなツイートをしていたと一部ネットユーザーたちは騒ぎ、「このツイートに呪われていたのでは」と、不謹慎なコメントをするネットユーザーも。
しかし多くの人々が「この警察官の話とアレックの話は別物。これは話題にするべきではない」「この事故では人が一人亡くなっている。このツイートで騒ぐのはボールドウィンがかわいそうだ」「彼は本当にツラい思いをしているんだから、このツイートをネタにするべきじゃない」と、ボールドウィンを擁護するコメントを投稿している。