映画『Rust（原題）』の撮影中にプロップガン（小道具の銃）が誤射され、撮影監督の女性、ハリナ・ハッチンス（42）が死亡し、監督のジョエウ・ソウザ（48）が負傷する事故が起きた件で、ハリナさんの父が初めて娘の死について口を開いた。
ハンナさんの最後の投稿↓↓
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この事件は、インディペンデント映画『Rust』の撮影中に、俳優アレック・ボールドウィンが「使っても安全だ」と言われて装填された武器を渡され、それが誤射されたことで起こった。映画はニューメキシコ州で撮影されており、ハリナさんは事故後に、緊急事態で病院に空輸されたものの、病院到着後にすぐに死亡が確認された。彼女には夫のマシューと9歳になる息子がいる。この悲劇を受けて、アレックは地元当局から事情聴取を受けた。また彼は、ハッチンスさんの死に対する悲しみをソーシャルメディアで伝え、ハッチンスさんの夫と息子と朝食をともにしてハグする姿も目撃されている。アレックが、ハンナさんの死について刑事責任を問われる可能性があるかどうかはまだわかっていない。
Deadlineが新たに報じたところによると、ハンナさんの父、アナトリー・アンドロソビッチさんは、娘の死についてボールドウィンを非難していないと明かした。彼は、この悲劇的なニュースに打ちのめされているが、彼女の夫と息子を支えるためにアメリカに向かうことを優先しているという。「ハリナが亡くなったことはまだ信じられませんし、彼女の母親は悲しみで気が狂いそうです。しかし、アレック・ボールドウィンに責任はありません。銃を扱うプロの責任です。ハリナの息子は、母親がいなくなってしまったことで、とても辛い思いをしています」。
この事件で注目されているのは、他の3つの武器が置かれていたトレイから武器を選んだとされる、この映画のアシスタントディレクターのデイブ・ホールズだ。彼は、「コールドガン」と言って実弾が入っていないことを確認した後、アレックに銃を渡し、アレックが銃を発射したという。
