マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）にてマイティ・ソー役を演じている人気俳優のクリス・ヘムズワースが、一度自分がMCUから追い出されたと思ったエピソードを明かした。
クリスが振り返ったのは、2016年公開の『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』だ。『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』にソーとハルク（マーク・ラファロ）は登場しない。クリスは書籍「The Story of Marvel Studios: The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」の中で、次のように語った。
「『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のプレスツアーに参加したとき、みんなが『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』の話をしていたことを覚えているよ」「僕は『シビル・ウォー』ってなに？サイド・プロジェクトでもやってるの？って聞いたら、彼らは『いや、キャプテン・アメリカだよ。次の作品がシビル・ウォーなんだ』と言われた」と当時のことを明かした。「僕は『え、ちょっと待って・・アイアンマンも出るの？』と聞いたんだ、そしたら『アイアンマンだけじゃない。ヴィジョン（ポール・ベタニー）も、スパイダーマン（トム・ホランド）もいるし・・・』って」と振り返った。
「待てよ、俺はいったい何をしているんだ？」と当時マーベルに尋ねがところ、「君（ソー）は自分のことをやってるんだ」と言われたのだという。クリスはその時のことを「気まずかった」と振り返り「ああ、これで僕は終わりなんだ、（ストーリーから）書き出されるって思ったよ」と述べている。
幸いなことに、クリスの予想は的中せず、ソーとハルクは今でもアベンジャーズの主要メンバーである。クリスは、新作『Thor: Love and Thunder（原題）』の米公開を2022年7月8日に控えている。
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