歌姫アデル(33)が来年出演するコンサートのチケットが高騰していることがわかった。
アデルは先日、最新アルバム「30」を11月19日にリリースすることを発表。2015年11月発売の3rdアルバム「25」以来、実に6年ぶりの新作ということもあり、世界中のファンから大きな注目を集めている。
また、アデルは来年夏にイギリス・ハイドパークにて行われる音楽フェス「ブリティッシュ・サマー・タイム・フェスティバル」に2日間出演することが決定。およそ5年ぶりのライブ・パフォーマンスとだけあって、こちらも大いに話題となっている。
英Capital FMによると、同フェスティバルのチケットは10月30日午前10時から販売が開始されたものの、わずか数分で完売。アデルが出演する貴重なライブ・チケットを手に入れようと、当時、10万人以上のファンが複数の購入サイトで仮想行列を作っていたという。
Tickets for Adele at BST Hyde Park have now sold out! pic.twitter.com/7Q9m6roURw
— BST Hyde Park (@BSTHydePark) October 30, 2021
一部のチケットはその後、転売され、価格が大幅に高騰。あるタブロイド紙によれば、数種類あるチケットのうち最大で12倍値上げされているものもあり、「ダイヤモンド・チケット」というチケットは、579ポンド(約90,000円)から、7,500ポンド(約116万7,000円)にまで引き上げられているという。また、元々90.45ポンド(約14,000円)に設定されていた一般チケットも、現在750ポンド(約11万7,000円)ほどで販売されているそうだ。
この事態にアデルファンは激怒。ネット上には「アデルのチケットを買おうとしたのに本当に腹立たしい。2分ぐらいで完売したと思ったら、15分後にはeBayで3倍の値段になっていた」「正直言って、こういうことが許されるのはイヤだ!」「彼ら(転売屋)は一度に最大10枚、もしくは20枚のチケットを購入できるボットを使っている。とても不公平よ」などといった怒りのコメントが投稿されている。