女優のクリステン・スチュワートが、故ダイアナ元妃のウエディングドレスそっくりなドレスを身に着けた際の感想を明かしている。
10月28日(木)に、米ロサンゼルスで開催された、映画『スペンサー』のプレミアイベントにて、レッドカーペットに立ったクリステン・スチュワート。「Entertainment Tonight」の取材でクリステンンは、「あのドレスを着た日は、なんだか一日中不気味な気分だった」と語った。
クリステンは『スペンサー』にて、故ダイアナ元妃を演じている。彼女はウェディングドレスを身に着けたシーンについて、ダイアナ妃の人生における様々な瞬間が「切り貼り」されている中に、1981年に執り行われたチャールズ皇太子との結婚式が含まれていると付け加えている。
Kristen said putting the dress on "was a spooky day." 👰 https://t.co/x9C4fMsjjs
— POPSUGAR Fashion (@POPSUGARFashion) October 28, 2021
「私が演じているのは29歳から30歳にかけてという短い期間の彼女だけど、それでも、彼女の人生全体を感じてもらいたいと思ったの」と語ったクリステンは、「映画では彼女の感情の部分も含めて全てに触れられたと思っている。ウェディングドレスを着たシーンはその『切り貼り』の中の一部でしかないけれど、なんだか不気味だった」と率直な思いを述べていた。
『スペンサー』で舞台となっているのは1991年の12月。クリスマス休暇の3日間のできごとだ。ストーリーは実話に基づいたもので、ダイアナ妃はこの休暇でチャールズ皇太子との離婚を決意したとされている。
今年9月にヴェネツィア国際映画祭で行われたワールドプレミアでは、クリステンの演技力が絶賛され、すでにアカデミー賞を総ナメするのではないかと大きな注目が集まっている。
『スペンサー』は11月5日に全米で公開される。