アメリカ政府に対し、有給の家族休暇導入を働きかけているメーガン妃。そんな彼女が、この提案を推進している全米の非営利団体のスタッフたちに25ドル(約2850円)分のスターバックスカードを寄付したことがわかった。
この活動を行っている団体の広報担当ネイル・ストローカ氏は、10月30日(土)、自身のツイッターを更新。「サセックス公爵夫人が、『#SavePaidLeave(全米に有給家族休暇を)』活動のため残業が続く私たちに、コーヒーをおごってくれましたよ!」とつづっている。
The Duchess of Sussex (aka #MeghanMarkle) bought everyone at @PaidLeaveUS a few cups of coffee while we're working overtime to #SavePaidLeave. Unbelievably classy… and necessary. Truly honored to know she has our backs in the fight to win #PaidLeaveForAll. pic.twitter.com/iPtTO07GHQ
— Neil Sroka (@nsroka) October 30, 2021
さらに、「信じられないほどおしゃれで、しかも絶対必要なプレゼントです」「彼女が私たちの活動を支えてくれていると知り、本当に光栄です」と付け加えられている。
メーガン妃は以前、ナンシー・ペロシ下院議長とチャック・シューマー上院院内総務に有給育休制度の導入を訴える手紙を送っている。
この手紙の中で彼女は、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で何百万人もの女性が育児や家族の世話のために仕事をやめなければならなかったことに言及。
生活が苦しくなってしまった女性が増えたことから、国全体で有給育休制度を導入すれば、女性が仕事を続けやすくなるとつづっていた。
さらに、「有給育休制度は国民の権利であるべきです。しかし現在は企業が制度を導入している場合や、休暇制度を取り入れている州に住んでいる場合に限定されてしまっています」と厳しい現状を訴えた。
現在、有給育家族休暇制度を取り入れているのはニューヨーク州やニュージャージー州などわずか6州にとどまっている。
そんな中、ジョー・バイデン大統領は、有給の育休や家族休暇、教育への支出を盛り込んだ大々的な政策を提案しているが、大規模な財政出動を行う計画の中で優先課題もあり、大幅に変更される可能性があると報じられている。