人気女優のダコタ・ジョンソンが、映画『フィフティ・シェイズ』シリーズに出演したことへの想いを語った。
『フィフティ・シェイズ』シリーズは、同名の官能小説が原作で、女子大生の主人公アナスタシアと、青年実業家でサディストであるクリスチャン・グレイとの恋愛と性的関係を描いた作品だ。2015年に第一作目『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が公開され、その後続編2作が公開され大きな話題となった。
この映画で主役に抜擢されたのがダコタ・ジョンソンだ。映画の中でダコタは、初めての大役でありながら、アナスタシアの処女喪失からSMプレイまで過激なシーンも演じきった。
そんなダコタがThe Hollywood Reporterのインタビューで、同作品について振り返り、出演したことに「後悔はしていない」と明かした。
この3部作を引き受けたことについてダコタは「(役のせいで)型にはめ込まれたわけではないと思う。ある特定の方向に進むこともできたと思うけど、それは私が興味を持っていたことではないの」と語った。
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さらに「私は雑音(周りの声)は気にしない。脚本がすばらしいかどうか、関わる人たちがすばらしいかどうかに注意を払っているの」と、原作と比較する声や、映画の演出について賛否両論が起きた際も、自身の信念を貫いていたようだ。
またダコタはキャスティングの過程で起きたことについても明かしている。
「(キャスティングされた時)誰にも話すことができなかったの。家族でさえも知らなかった。私はキャスティングされて、エミリー・ブラントに話したのを覚えてる」と、女優のエミリー・ブラントに伝えていたことを明かした。
「私は彼女に『この3部作をやるべき?だって、私は本当に特別なキャリアを築きたいし、ある種の映画を作りたい。これが状況を変えることになるとわかってる』って言ったら、彼女は『正しいと思うならやりなさい!とにかくやるのよ!いつだって自分がしたいことをしなさい』って言ってくれたわ」と、エミリーが出演への後押しをしてくれたというエピソードを語った。