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エド・シーラン、アルバムの完成を急いだのはアデルのせい!? 「アデルがすべての〇〇を予約しちゃったから・・」オドロキの裏事情を告白

エド・シーラン(左)、アデル MUSIC/ARTISTS
エド・シーラン(左)、アデル

英人気シンガーソングライターのエド・シーラン(30)が、歌姫アデルの新作アルバム「30」が、自身のアルバムリリースに影響を与えていたことを明かした。

エドは10月29日、「+(プラス)」(2011)、「×(マルティプライ)」(2014)、「÷(ディバイド)」(2017)に続く、シンボル・アルバム・シリーズの第4弾「=(イコールズ)」をリリース。同作には、全英11週連続1位を記録した「Bad Habits/バッド・ハビッツ」や全英4連続1位を記録した「Shivers/シヴァーズ」などが収録されており、過去3作同様、ヒットが期待されている。

「=(イコールズ)」のリリース翌日、オーストラリアのラジオ番組「The Kyle & Jackie O Show」のインタビューに応じたエドは、その際、「=(イコールズ)」をビニール盤(レコード)でも発売するために、急いで仕上げたことを告白。その理由について語っている。

「アルバムは、今週完成して提出したっていうワケじゃない。7月に提出したんだ。ビニールに印刷してもらわなければいけなかったらからね。レコード(プレス)工場は世界に3つしかないから、本当に早くやらなきゃいけないんだ」

エドが大急ぎでアルバムを完成させたのは、レコード工場が少ないことに加え、3週間後にリリースされる、アデル待望の新アルバム「30」も関係していたのだそう。エドは「アデルが基本的に全部のレコード工場を予約していたから、僕らは枠を確保して、そこにアルバムを組み込まなきゃいけなかった」と述べている。

また、エドによれば、工場ではコールドプレイやテイラー・スウィフト、ABBA、エルトン・ジョンなどといった大物アーティストのレコードが同時期に印刷されていたという。

米Billboardによると、ここ10年の間にレコード人気が復活。なんと、今年は30年以上ぶりにCDを上回る販売数を記録する可能性があるという。しかしながら、プレス工場が世界にわずかしか残っていないことに加え、レコード制作に必要不可欠なラッカー盤を製造している会社が日本の長野県にあるMDC社(パブリックレコード株式会社)のみのため、需要に供給が追いついていない状況だという。

急いで仕上げたことで、なんとか「=(イコールズ)」のレコード盤を売り出すことができたエド。レコード需要が高まっているいま、アルバム発売日はレコード工場の稼働次第で決まりそう・・?

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