ある旅行者がライオンと遭遇した際の、衝撃映像が話題を呼んでいる。
YouTube上で話題となっているのは、YouTubeチャンネル「Maasai Sightings」が投稿した1本の動画だ。撮影された場所はアフリカにあるセレンゲティ国立公園で、ここにはさまざまな野生動物が生息している。
動画に映っている旅行者の男性は、乗っていた車の窓から手を伸ばし、外にいるライオンをなでようとしていたのだった。
この動画は、車のすぐ側に座っているライオンと、車の中に座る男性が映し出されるところからスタートする。男性は車の窓を開け、ライオンをなでようと手を伸ばした。
すると次の瞬間、男性の手をうっとうしいと感じたのか、背中を向けていたライオンが振り返り、威嚇するようにうなり声をあげたのだ。
突然のライオンからの攻撃におどろいた男性は、とっさに車の窓を閉めた。撮影者もおどろいて窓から離れてしまったため、動画はここて終わっている。
この動画のキャプションには「セレンゲティ国立公園を訪れたある旅行者が、オスのライオンに触れようとして危うく頭ごと食べられるところだった。決してこのような行為はするべきではなく、簡単に命の危険にさらされてしまうということを忘れないように。公園側から立ち入りを禁止される場合もある」と記され、視聴者たちに警告していた。
この動画はすでに37万回もの再生数を記録し、300件近くのコメントが寄せられている。その多くが、この旅行者の考えの至らなさを指摘したものだった。
「僕はツアーガイドが旅行者に対して指示できる権利を持つべきだと思う!愚かな行動には必ずバチが当たるんだ!こんな時、『降りて歩いて帰れ!』って言えるようにならないと」というものや、「もし彼がライオンに噛まれてしまっても、一切同情できないね!これが自然というものなんだよ。こうして自然淘汰が進んでいくんだ」といったコメントが投稿されている。