米人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」のメレディス・グレイ役で知られるエレン・ポンピオ(51)が選ぶ、“グレアナ”史上最悪のセリフとは?思わずゾッとしたというシーンをふり返っている。
ポッドキャスト番組「Tell Me with Ellen Pompeo」のホストを務めるエレンは、最近配信されたエピソードの中で、「グレイズ・アナトミー」史上、もっともヒドいと思ったセリフを告白。エレンいわく、シーズン2の第5話「“痛み”の処方箋」内で言い放ったセリフが、いまでも忘れられないことを明かした。
同エピソードにて、妻アディソンとの離婚を躊躇(ちゅうちょ)するデレク・シェパード(演:パトリック・デンプシー)にしびれを切らしたメレディスは、自分がいかにデレクを愛しているかを主張。そして、次のような言葉を言い放つのだ。
「愛している。本当、どうしようもないぐらい好きで、音楽の趣味が一緒のフリしたり、チーズケーキの最後の一切れをゆずったり、映画風に窓の外でラジカセ担いじゃったり。だけど、憎くてしょうがないってくらい、愛している。だから、あなたも私を選んで。私を愛して」
【動画】「私を愛して・・」メレディスがデレクに懇願するシーン
メレディスが“自分を選んでほしい、自分を愛してほしい”と懇願するシーンは、「グレイズ・アナトミー」ファンの間でも非常に人気の高いシーンだが、当のエレンはというと、このシーンを撮影したくないと思うほど、前述のセリフにまったく共感できなかったという。
「そのシーンを読んだとき、ゾッとした。男性に懇願(こんがん)するワケ?って思ったの」
エレンはまた、このシーンでメレディスが涙ぐんでいることについて、「私が泣いているのは、テレビで男性に私を愛してと懇願するなんて信じられないと思ったからよ」とも発言。いかに、このシーンが嫌いかを明かしたのであった。