俳優のトム・ハンクスが、これまでの映画製作キャリアを振り返り、トップ3を発表している。
先日、ポッドキャスト番組「Bill Simmons Podcast」に出演したトム・ハンクスは、これまでのキャリアについて語り、自身が制作にたずさわった映画の中でもトップ3となる作品を明かした。
この中には、自身の「お気に入り」というだけではなく、「楽しんで製作できた」というものも含まれているようだ。
トムは自身の映画製作について、「僕は映画を作るにあたって、従来のやり方をそのまま取り入れることはほとんどない。これまで映画業界にたずさわってきた経験から、自分のやり方でやるんだ」と明かしている。
そんな彼が最初に選んだ作品が、『クラウド・アトラス』(2012)だ。
トムは選んだ理由について、「僕はこの作品を作るにあたり、希望や夢、そしてなにより愛を詰め込んだ」と語り、「この作品は、僕自身が初めて全編ドイツで撮影したものなんだ。それに、こんなにも困難な作品に最高の仕事をしようとすばらしい人々が集まってくれたんだ。映画全体が、魔法のようなものなんだよ」と語っている。
そして2番目に名前を挙げ、これまでの作品の中で1番の「お気に入り」としたのが『プリティ・リーグ』(1992)だ。
その理由として、「撮影の前段階も撮影中も、ひたすら野球をしていればよかったんだから」と説明していた。
そして最後に挙げたのが、フィジーで撮影された『キャスト・アウェイ』(2000)だ。
当時の撮影を「大胆な冒険だった」と振り返ったトムは、「海のど真ん中で撮影するんだ。フィジーには家族の一緒に行っていたんだけど、毎日が冒険の連続だったよ」と明かしている。
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