ヘンリー王子が、今年1月に発生した米国連邦議会議事堂への襲撃事件に先立ち、ツイッター社のCEOジャック・ドーシーに、SNS上で「クーデター」が計画されていることを警告したと主張している。
米国連邦議会議事堂への襲撃事件は、今年1月6日、ジョー・バイデン大統領(民主党)当選の議会認定を阻止しようとした、トランプ前大統領の支持者が米国議会に侵入。警官を含む5人が亡くなった。
11月9日(火)、「RE:WIRED」のオンラインパネルディスカッションに出席したヘンリー王子は、「1月6日よりも前から、僕とジャック(ドーシー)はメールのやり取りをしていたんだ」と明かすと、「僕は彼に警告したんだよ。『クーデター』の準備に手を貸しているようなものだって」と付け加えた。
ヘンリー王子によると、このメールを送った翌日に事件が発生し、その後ジャック・ドーシーから連絡がくることはなかったという。
ヘンリー王子のこの発言に関して、ツイッター社の担当者からは特にコメントを得られていない。
なおヘンリー王子もメーガン妃も、ツイッターアカウントは所持していないという。
ヘンリー王子はパネルディスカッションの中で、メディアによる間違った報道が大きな問題になっていると主張。とくに個人の感想レベルのゴシップをまるで真実であるかのように報じるイギリスメディアの姿勢を強く批判した。
「僕は幼いころから十分に学んできたんだ。メディアによって拡散される情報が必ずしも真実であるとは限らないって」と、過去の経験から語ったヘンリー王子は、「僕も、実の母をそんな自分勝手な盛り上がりによって失ってしまった。僕の子供たちには、母親を形で失うような経験なんか絶対にさせたくない」と続けた。
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