最近、アメリカ国内への有給育休制度導入に向けて積極的に活動しているメーガン妃。夫であるヘンリー王子も彼女のことを応援している。メーガン妃はそんなヘンリー王子に感謝するとともに、あの人気映画に登場したあるセリフで元気づけられたことを明かしている。
11月9日（火）、ニューヨークタイムズ紙の「DealBook」が主催するオンラインサミットに参加したメーガン妃。その中で、「妃」という特権がありながら有給育児休暇制度導入を第一優先課題として取り上げている理由を問われ、「『特権』という部分に言及するのであれば」と前置きしたうえで「夫がいつも私に言うの。『大きな特権には、大きな責任がともなう』って」と答えていた。
実はヘンリー王子が伝えたこのフレーズ、ある人気映画に登場したセリフにそっくりなのだ。
それが2002年に公開された人気ヒーロー映画『スパイダーマン』。この中で主人公ピーター・パーカーのおじが、彼に向かって「大きな力には、大きな責任がともなう」と伝えるシーンがあるのだ。
メーガン妃が発言の中で『スパイダーマン』について言及することこそなかったが、ヘンリー王子が影響を受けた可能性も低くないだろう。
なお「大きな力には、大きな責任がともなう」というフレーズそのものは、1700年代、フランス革命の頃に誕生したとされており、『スパイダーマン』シリーズではたびたび登場している。
メーガン妃はさらに、まだ10代のころから間違ったことには異議を唱えてきたとし、「私はこのような『特権』と呼ばれるポジションにつくずっと前から、正しいことのために声を挙げてきました」と語っている。
そのうえで、彼女にとって「政治家に直接電話をかける」ということは「すごく自然で、論理的な行動」だとコメントしている。
