これまで多くの名作を世に送り出し、世界中の子供たちを魅了してきたウォルト・ディズニー作品。実はこれらの作品の中に、性的な表現を思わせるメッセージが隠されているという。
長年のファンたちは、ディズニー社が映画、特にそのポスターに性的なメッセンージをひそませていることを確信しているというのだ。
例えば2010年に公開された、長い髪の少女が主人公の映画『塔の上のラプンツェル』。
この作品のポスターでは、ラプンツェルがその長い髪を使って泥棒のフリンをぐるぐる巻きにしている。そんなフリンに巻きついた髪をよく見てみると、「SEX」という文字になっているのだ。
さらに、1994年の映画『ライオン・キング』のポスターには、シンバの顔をひたいから鼻にかけて見てみると、Tバックをはいた女性のお尻のシルエットが浮かび上がるのだ。
Lion King Poster is actually a women showing her butt. pic.twitter.com/g40s4zqSEw
— Maaz (@ravingded) January 29, 2017
そして映画『リトル・マーメイド』のポスターに登場する王の宮殿の一部や、『ミッキーとミニーの冒険』の表紙に登場するミニーマウスのドレスには「男性器」を思わせる形が隠されていると指摘されている。
I don’t care what ethnicity The Little Mermaid is, I just want to know if there’s going to be another dick on the DVD cover.
I care about the important issues. pic.twitter.com/4wuIt2tdpi
— Imani Gandy (Orca’s Version) ⚓️ (@AngryBlackLady) July 4, 2019
また他の作品には、大人になってから見ると意味が理解できる表現がセリフの中に隠されているという。
それが1996年に公開され、今なお愛される名作『アラジン』の続編『アラジン完結編 盗賊王の伝説』。
[PR]この作品の中では、ランプの魔人ジーニーがアラジンとジャスミンのために結婚式の準備をする。
しかし直前になってトラブルが発生。アラジンとジャスミンが乗るゾウのお尻に、悪者が尖った何かを突き刺すのだ。
これにゾウがおどろき、アラジンとジャスミンを乗せたままふるえていると、ジーニーがジョーク混じりに「地面って新婚旅行まで動かないものだと思ってた」という一言を発するのだ。おそらく、「新婚初夜の揺れるベッド」を揶揄(やゆ)していたのだろう。
あるファンは、「子供のころ、これの意味わからなかった!ロビン・ウィリアムズ(ジーニーの声優)にしか言えないセリフだね」とコメント。他のファンからは、「今年30歳になるけどまだわからない。ちょっと調べてみよう」というコメントも投稿されている。
子供の頃から愛されている名作たち。大人になってから見返してみると、さまざまなヒミツに気づくことができるかもしれない。