モデルのヘイリー・ビーバーが、夫であり歌手のジャスティン・ビーバーを薬物依存から脱出させるために行ったサポートと、自身の人生に与えた影響について語っている。
先日、ポッドキャスト番組「Victoria’s Secret Voices」に出演したヘイリー・ビーバー。まず自身の育った家庭環境について「私の家族には、父(俳優スティーヴン・ボールドウィン)以外にも依存症に苦しんでいる人がたくさんいたの。それぞれがさまざまな依存性をわずらっていたわ」と告白。
「特に私の父は依存症についてオープンに話してくれたから、これには感謝してる」とした上で「私と父はいつも本当に仲がよかったの。父は、なぜ断酒することがいいことなのか、なぜ断酒しなければならないのか、アルコール依存症の症状がどのようにあらわれ、依存症の人たちがどのように行動するのか、そういったことをいつもオープンに話してくれたわ」と付け加えた。
そしてヘイリーは、依存症を克服する上で、過去の辛い記憶を思い起こしたり、クスリを使うようになった理由を振り返らなければならないことについて「とてつもなく難しい行為」だと語った。
なおヘイリー自身は、父をすぐそばで見てきたこともあり、クスリやアルコールなどに頼ったりすることはなかったという。これについてヘイリーは、「もし一度手を出してしまったら、何か他のものにつながっていきそうで怖かった」と明かしている。
このような家庭環境で育ったこともあり、ヘイリーはジャスティンに対してアルコールやドラッグ依存に関する厳しい話をする際に、とにかくオープンに対話するよう心がけたという。
「『今自分がどういう状況にあるかわかる?』って、率直にたずねるだけでも、正直な答えが返ってくるの」と語ったヘイリーは、「ジャスティンに対して『自分と向き合うことで、もしかすると暗い自分を振り返ることになったり、辛い状況に置かれることもあるかもしれない。それでも大丈夫?』って聞くときには、私自身が緊張してしまうこともある。でもこうして向き合うことに関して、彼はしっかりと自覚していて、とてもオープンに話してくれるの」と、妻として支え続けた生活を振り返った。