ある女性ロックシンガーがライブ中におこなった、とんでもないパフォーマンスが物議をかもしている。
批判の的となっているのは、11月11日(木)、ニューヨークを拠点とするカバーバンド ブラス・アゲインストが、音楽フェス「Welcome to Rockville」でおこなったライブ。人気バンド レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Wake Up」をカバーしている最中のできごとだった。
フロントウーマンのソフィア・ウリスタが観客に向かって突然、「トイレに行きたい」と言い出したのだ。
「おしっこしたい!トイレまで間に合わない!」と叫んだソフィア・ウリスタは、「だから、ここでショーにしちゃうわね!!」ととんでもない発言。
すると1人の男性ファンをステージにあげ、横になるように指示したかと思えば、ソフィアはおもむろにはいていたズボンをおろして彼の顔の上にしゃがみ込み、そのまま放尿したのだ。
この一連の流れは観客によって動画に記録されており、またたく間にネット上で拡散された。
さらに、現地警察のフェイスブックには、ソフィアのこの行為について苦情が寄せられているという。
地元紙の報道によると、今回のソフィアの行為は「公衆の面前、私有地、もしくは私有地から視界に入る場所にて、ひわいな手段を使って自分の性器を露出」の公然わいせつ罪に該当する可能性があり、確定すれば1年以下の懲役、または1,000ドル(約11万円)の罰金が処される。
一方ネット上では、この動画を見たユーザーから「汚らしい」「狂ってる」「(ソフィアも観客の男性も)精神的に問題があるんじゃない?」といった批判が相次いでいる。
この騒動を受けブラス・アゲインストはツイッターを更新。
「昨夜は『Welcome to Rockville』ですばらしい時間を過ごしたよ。ソフィアは少し夢中になりすぎてしまったようだ。他のメンバーも予想していないことだった。今後、あのようなことは我々のショーでは起こらない。昨夜は本当にありがとう」と釈明している。
We had a great time last night at Welcome to Rockville. Sophia got carried away. That's not something the rest of us expected, and it's not something you'll see again at our shows. Thanks for bringing it last night, Daytona.
— Brass Against (@BrassAgainst) November 13, 2021