人気ボーイズ・グループ ワン・ダイレクション(1D)のメンバーで、現在ソロアーティスト、そして俳優として活躍しているハリー・スタイルズが、1D時代を振り返った。
ワン・ダイレクション(1D)は、イギリスの人気オーディション番組「Xファクター」にて、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリクの5人で、2010年7月に結成。デビューすると瞬く間に世界的人気を博すグループとなったが、2015年3月にゼインが電撃脱退。2016年からグループは活動休止に入り、現在はそれぞれソロ活動をしている。
そんな中、美容ブランド「Pleasing」を立ち上げたハリー・スタイルズが、雑誌「Dazed」に登場。インタビューの中で1D時代を振り返った。
1D時代についてハリーは「(1Dが結成されたとき)僕は16歳だった。ちょうど学校を卒業したばかりで、何が起きているのかよくわかっていなかったんだ」と、若くしてスターになった率直な感想を述べた。
さらにハリーは「全てが新鮮で、エキサイティングで、それがいつまで続くのかわからなかったよ。『わお、僕たちはどれくらいこのまま突き進むんだろう』って感じだったんだ。こんなことになるなんて思ってもみなかったからね」と明かした。
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またハリーは、1Dの終わりを恐れていたことについても明かした。
「若かった頃、グループにいた頃は、全てが止まってしまうことを恐れていた時期があったんだ。もしグループに参加していなかったら、自分が何者かわかっていなかったと思う」と、大成功の裏での不安な想いもあったことを明かした。
そんなハリーは、現在のキャリアでは不安が減り、心地よいと思える環境にいるという。
「今は、人々に『君の音楽は好きじゃない。どっか行ってくれ』と言われても怖くないんだ。かつてはそうだったと思う。今は『すばらしい!』と思える自由がある。僕は恐れながら仕事をしているわけじゃない。何かを解決したい、色々なことを試してみたいという気持ちで仕事をしているんだ」と、自信を持って語った。