人気児童小説「ハリー・ポッター」の著者で作家のJ.K.ローリングが、映画『ハリー・ポッター』の同窓会特番には参加しないことが明らかになった。
『ハリー・ポッター』はホグワーツ魔法魔術学校を舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターやその仲間たちの活躍を描くファンタジー・シリーズ。
第一作目『ハリー・ポッターと賢者の石』公開から今年で20周年を記念し、メインキャストのダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリンはじめ豪華キャストたちや監督が再集結する特番「Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts(原題)」が、動画ストリーミングサービス「HBO Max」にて2022年1月1日に配信されることが発表した。
For the first time ever, the legendary cast returns to where the magic started. Harry Potter 20th Anniversary: #ReturnToHogwarts, streaming New Year's Day, only on @HBOMax. pic.twitter.com/T8ZeIdukLg
— Harry Potter (@harrypotter) November 16, 2021
予告動画では特番の出演者全員の名前が発表されたが、そこに原作者J.K.ローリングの名前はない。
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関係者は、米ピープル誌を通じて、この特番にJ.K.ローリングは出演しないことを認めた。
不参加の理由は不明だが、J.K.ローリングといえば、昨年の6月、「新型コロナウィルスが、いかに世界の“生理がある人”の健康状況を変えたか」というタイトルの記事をツイッターに投稿。ローリングは“生理がある人”という呼び方が気に入らなかったようで「“生理がある人”。昔はこの人たちに名前があったんだけど。なんて名前だったかしら、誰か教えてくれない?」と、「生理のある人=女性(ウィメン)」と書かないことを指摘し、反トランスジェンダー発言であると、世界的に大バッシングを受けた。
その後謝罪したものの、炎上は長い間おさまることはなく、また『ハリー・ポッター』出演者からも非難されていたことから、特番への不参加はこの件が大きな要因になっているかもしれない。
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