映画『スパイダーマン』シリーズで知られる俳優トム・ホランド(25)が、金縛りと夢遊病に悩まされていることを明かした。
これまで、最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を含む、6作品でピーター・パーカー/スパイダーマンを演じてきたトム。同シリーズへの出演により、トムの俳優人生は大きく好転。スターの仲間入りをはたすこととなったが、その一方で、ある問題に悩まされていたようだ。
最近、GQ誌のカバーを飾ったトムは、同誌とのインタビューにて、知名度が高まるにつれ、金縛りに悩まされるようになったことを告白。トムによれば、金縛りは仕事が特に忙しいときに起こるのだとか。
この投稿をInstagramで見る
「目が覚めているのに動けない」と、いかに金縛りが辛いか語ったトム。なんと、金縛りにあってからというもの、自分の部屋が写真を撮ろうとするパパラッチであふれかえる悪夢を見るようになったという。
「(夢の中で)僕は『僕を守ってくれるはずの人はどこ?』『何が起こっているんだ?』という感じで、広報を探しているんだ。そして、また動けるようになると、電気をつける。それでおしまいさ」
「そして、『ああ、なんてこった。僕は自分の部屋にいる。大丈夫、ここには誰もいない』って思うんだ。だけど、それから立ち上がって、誰かが僕の部屋に録音機か何かを置いたんじゃないかって探しちゃうんだよね」
トムはまた、金縛りだけでなく夢遊病にも悩まされていたことを告白。なんでも、眠っている間に服を脱いでしまそうで「10回中4回は、全裸で起きる」という。
こういった睡眠問題に対処するため、トムは“明晰夢(※)”を試してみることに。これがを奏し、自分がいま夢の中にいるのかどうかを把握できるまでになったそうだ。
※自分が夢を見ていることを認識しながら見る夢のこと。
トムいわく、自身がふり向く前とふり向いたあとに食べ物のパッケージに書かれていることが同じであれば、それは夢を見ていないという証拠だという。
「本当に悪い夢を見ているときは、そのサインを見て『あぁ、いま夢の中なんだな』って思うことがある。そうすれば、やりたいことを何でも自由にできるようになるんだ」